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アルベル監督「ニュースがあるからお楽しみに」。意味するところは佐藤龍之介のルヴァン初先発とプロデビューか【無料公開】

 

前日練習をこなした佐藤龍之介。撮影:後藤勝


 3月8日にヨドコウ桜スタジアムで開催される2023JリーグYBCルヴァンカップ/Eグループ第1節セレッソ大阪戦に向けた囲み取材の終わり際、アルベル監督が「ニュースがあるからお楽しみに。それ以上はコメントしません」と、意味深な一言を発した。
 いったいどんなニュースがあるというのか。クラブレコードとして思い当たるところがあるとすれば、ルヴァンカップでのクラブ史上最年少初先発記録だ。
 
 1985年7月24日生まれの呉章銀(オ ジャンウン)が2002Jリーグヤマザキナビスコカップ/Bグループ第6節(2002年5月12日/静岡市清水日本平運動公園球技場)清水エスパルス戦で初先発を果たしたときの年齢が16歳9カ月18日。2001年6月4日生まれの久保建英が2018JリーグYBCルヴァンカップ/Aグループ第1節(2018年3月7日/ニッパツ三ツ沢球技場)横浜F・マリノス戦で初先発を果たしたときの年齢が16歳9カ月3日だった。
 
 もし2006年10月16日生まれの佐藤龍之介が2023JリーグYBCルヴァンカップ/Eグループ第1節(2023年3月8日/ヨドコウ桜スタジアム)セレッソ大阪戦に出場した場合、その時点での年齢は16歳4カ月20日。2004年に当時東京ヴェルディ1969の森本貴幸が達成した15歳10カ月20日のJリーグ全体でのルヴァンカップ最年少初先発記録には及ばないが、FC東京のクラブレコードを更新することになる。
 
 出来るだけリーグ戦のメンバーを出場させたくないのだとすれば、寺山翼と佐藤が起用される可能性は高くなる。当然、使うなら先発で長い時間プレーさせたほうが経験になり、リーグ戦メンバーの負担を少なくなることにもつながる。
 
 アルベル監督は「戦線離脱している選手がいるいないにかかわらず、ルヴァンカップは若手の成長を促す場として活かしたいというのは私がもともと持っているアイデアです」と言った。佐藤がスターティングメンバーに名を連ねるか否か。人々の耳目を集める一戦となりそうだ。
 

もしセレッソ戦に先発すればクラブレコードを更新することになる。


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『青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン』は、長年FC東京の取材を継続しているフリーライター後藤勝が編集し、FC東京を中心としたサッカーの「いま」をお伝えするウェブマガジンです。コロナ禍にあっても他媒体とはひと味ちがう質と量を追い求め、情報をお届けします。

 

 

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◎後藤勝(ごとう・まさる)
東京都出身のライター兼編集者。FC東京を中心に日本サッカーの現在を追う。サカつくとリアルサッカーの雑誌だった『サッカルチョ』そして半田雄一さん編集長時代の『サッカー批評』でサッカーライターとしてのキャリアを始め、現在はさまざまな媒体に寄稿。著書に、2004年までのFC東京をファンと記者双方の視点で追った観戦記ルポ『トーキョーワッショイ!プレミアム』(双葉社)、佐川急便東京SCなどの東京社会人サッカー的なホームタウン分割を意識した近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(カンゼン)がある。2011年にメールマガジンとして『トーキョーワッショイ!MM』を開始したのち、2012年秋にタグマへ移行し『トーキョーワッショイ!プレミアム』に装いをあらためウェブマガジンとして再スタートを切った。

 

■J論でのインタビュー
「ライターと編集者。”二足の草鞋”を履くことになった動機とは?」後藤勝/前編【オレたちのライター道】

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