公式戦2試合連続ゴールの遠藤渓太、対町田で3戦連発なるか。「継続していいパフォーマンスを出すのが一流。一発屋で終わらないように集中していきたい」【ルヴァン1回戦からJ1第9節にかけて】
横浜F・マリノス時代に慣れ親しんだニッパツ三ツ沢球技場で、遠藤渓太がこぼれ球をダイレクトに蹴ったボールが、ゆっくりと吸い込まれるようにY.S.C.C.横浜のゴール左に突き刺さった。出場したばかりの佐藤龍之介がつくったチャンス。龍之介からのボールは安斎颯馬に渡らなかったが、跳ね返ってきたボールを無駄にしなかった。東京ゴール裏に向かってのシュートで気分が上がったのでは──と訊ねると、遠藤はこう答えた。
「いやまあ、吸い込まれるまでけっこう時間があったので気持ちよかったし、平日夜、アウエーのカップ戦を観に来てくれるサポーターの方々に感謝しないといけない。当然、勝って帰ってもらうのは最低限かなと思います」
◆対面の相手に球際で負けない
ただ、自身のゴールを喜びつつも、「ぼくはおまけ。小柏とかにゴールが生まれたほうが価値があった」と、難しいカップ戦の初戦で入った1点目などほかの得点を賞賛した。「たまたま入りました。次の町田戦で継続していいパフォーマンスを出すのが一流だと思うので、一発屋で終わらないように集中していきたい」と、遠藤。この連戦を勝利で締めくくるべく、ルヴァンカップ1回戦終了直後から、J1第9節FC町田ゼルビア戦に目を向けていた。
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