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長谷川健太監督「途中から出た選手たちがチームに活力を与えてくれた」鈴木準弥「監督からはとにかく『行け』(笑)、『行って来い、ここからだぞ』と後押しされた」【鈴木準弥選手加入後初出場記念無料公開】

◆長谷川健太監督のコメント

○総括

 前半もう1点獲ってとどめを刺すことが出来れば、後半またちがった展開になったのかもしれませんが、後半の入りが非常に悪かったなと思っています。クロスボールから同じようなかたちで2失点している、と。やはり1点先にああいうかたちで獲られると、ヨドコウで勝利をとホームのチームが活気づく、勢いづくことは目に見えてわかっていることでしたので、もっともっとしっかりと試合の後半に入らなければいけなかったと思っています。
 しかしいったん逆転されたあとまたしっかりと追いついてアウェイで結果的には勝点1ということは悪い結果ではないと思います。中断期間を挟んで再開に向けてしっかりと準備をしていきたいと思います。

──後半の入りがよくなかったとのことだが、相手がやり方を変えてきて幅を使う意識が出てきたところで対応しきれなかったように見えた。この辺りは今後の課題になるか。

 そうですね。
 前半はどちらかと言うと足もと重視のサッカーでセレッソは戦ってきたと思いますが、後半に入ってシンプルにサイドからクロスを入れてきてということで、前半と後半とで、仰るようにまるっきりサッカーがちがうようなかたちで入ってきた。なかなかそれにうまく対応しきれなかったのはそのとおりだと思っていますし、同じようなかたちで失点してしまうのは、まだまだ甘さがあると思っています。

──一方、昨日も「交代メンバーを含めて戦いたい」と言っていたが、永井選手、田川選手、鈴木準弥選手への評価、また彼らの手応えは。

 彼らも非常にコンディションがよかったので状況を見ながら……今日も大阪の最高気温が35℃と蒸し暑いなかでの試合で先発の11人だけでは到底戦っていくことは出来ないと思っていましたので、そういう意味では途中から出た選手たちがまたチームに活力を与えてくれたと思っています。

◆鈴木準弥選手のコメント

試合後の会見で取材に対応する鈴木準弥。

──監督からどのような指示を受けてピッチに入ったのか。

 監督からはとにかく「行け」(笑)、「行って来い、ここからだぞ」と。後押しされました。

──後半、相手が幅を使ってサイドから攻めてくるなかで、しっかりと右サイドに蓋をすることも出来、入ってすぐにカットしてあれがカウンターにつながったが、まず守り、奪って陣地を回復したいという想いがあったのか。

 そうですね。
 後半に入ってからサイドのところで崩されてクロスというシーンが多かったので、そのなかで自分が入ったときにはしっかり対応してタテ突破にもそうですしインスイングクロスというところもついていこうと思ったなかで、しっかりと足に当たって、惜しかったですけどカウンターにつながったので、そこはよかったかなと思っています。

──その後もいいプレーがあって全体的に立て直せたと思うがこの手応えを今後にどうつなげていきたいか。

 自分の強みとしているところが対人であったり右サイドの守備にあるのですが、そこで今日何度かカットしたりということが出来たので、その手応えはよかったです。
 でも、相手にも自分たちにも少しミスが出てきている時間帯だったこともあってああいうかたちだったとも思うので、スタートから出た場合に自分がどう出来るか。もっともっと練習だったり味方とのすり合わせが大事になってくると思います。

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◎後藤勝(ごとう・まさる)
東京都出身のライター兼編集者。FC東京を中心に日本サッカーの現在を追う。サカつくとリアルサッカーの雑誌だった『サッカルチョ』そして半田雄一さん編集長時代の『サッカー批評』でサッカーライターとしてのキャリアを始め、現在はさまざまな媒体に寄稿。著書に、2004年までのFC東京をファンと記者双方の視点で追った観戦記ルポ『トーキョーワッショイ!プレミアム』(双葉社)、佐川急便東京SCなどの東京社会人サッカー的なホームタウン分割を意識した近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(カンゼン)がある。2011年にメールマガジンとして『トーキョーワッショイ!MM』を開始したのち、2012年秋にタグマへ移行し『トーキョーワッショイ!プレミアム』に装いをあらためウェブマガジンとして再スタートを切った。

 

■J論でのインタビュー
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