小泉慶、浦和、東京ダービー、鹿島。長友佑都との対照で浮かび上がる右サイドの鉄人ぶり。安部柊斗の移籍でボランチに戻る日は来るのか、それとも……【PICK UP】

ピーター クラモフスキー監督(浦和戦にて)。Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)
安部柊斗のRWDモレンベークへの移籍が決まった。この一年半で松木玖生との二枚看板がFC東京の心臓でありつづけただけに、戦力ダウンは必至だと言っていい。
ボランチの補強は不可欠だ。もしそこを計算に入れず若手に期待するなら、寺山翼か土肥幹太を使いつづけて成長させるか、あるいは小泉慶を右サイドバックからボランチに戻して右には白井康介を置くかということになる。
安部の移籍が発表された日、J1第21節鹿島アントラーズ戦に向けた囲み取材でこの運用についてピーター クラモフスキー監督に訊ねると、質問するこちらを指して「いろいろと考えていただいているので指導者、もしかしたらコーチになれるかもしれません」と、笑みを湛えつつ冗談を言う。そのあとで指揮官はこう答えた。
「私はまず、次の試合に焦点を当てています」
ひと呼吸置き、こうつづく。
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