青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン

東京ダービー勝利を置き土産に渡欧する安部柊斗を直撃。ベルギー行きの期待と不安、そして鹿島戦で最後となる東京への想い。「6:4(ロクヨン)で不安です」【移籍決定/Special】

 

天皇杯3回戦での安部柊斗。

 FC東京は7月14日、安部柊斗のベルギーリーグ、RWDモレンベークへの完全移籍を発表した。J1第21節鹿島アントラーズ戦を終えると、ボランチの位置から東京を支える背番号8は欧州へと旅立つ機上の人となる。

 この日、天皇杯3回戦に先発したメンバーはリカバリー。他の選手たちがフルメニューに取り組むなか、安部は松木玖生や塚川孝輝らと談笑しつつグラウンドを走っていた。全体練習が終わりしばらく経った頃、田川亨介と並び荷物を抱えて駐車場へ向かおうとする人物が安部だった。取材を申し込むと、安部は一度荷物を車内に置き、クラブハウス内に踵を返した。

◆今年の1月から英語の習得を始めていた

Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)

 天皇杯の前日、4時間をかけて黒ベースに青赤をあしらい染め上げた頭髪は、脱色が進んだせいなのか、青赤がより鮮やかに映えていた。着席した安部はモレンベークのどこを好ましいと思ったのかということから、移籍についての説明を始めた。

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