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波多野豪、復帰第一戦を東京愛で引き分けに持ち込む。「波多野コールを聞けて帰ってきたという感じがしたし、やっとプロのFC東京の選手になれたという感じがした」【2024 J1第1節vs.セレッソ大阪(AWAY)】

 

Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


 日本代表に野澤大志ブランドンが選出されたとの報せに「東京に戻らなくては」と決意した波多野豪。最終的に開幕戦の正ゴールキーパー争いはこのふたりに絞られ、非常に繊細な比較の結果、背番号13がヨドコウ桜スタジアムのピッチに立つこととなった。ゴールキーパーグループを代表する責任の重さ、敵地で相手サポーターを背負い自陣ゴールを守る環境の克服。常に先行されるスコアとの戦い。すべてを呑み込み、ファインセーブを連発して、波多野は1ポイントを携えての帰京に貢献した。
 
◆ハーフタイムに修正
 
 2万人を超える観衆が詰めかけたヨドコウ。「チームを救えなかったというのが一番悔しいですし、前半、なかなか声が通らないなかで、(開幕までに)やってきたことがやれていなかったので、そこはもう少し試合前からコミュニケーションをとっていきたいと思いました」と、反省が口を衝いた。
 

度々、身を挺してピンチを防いた。Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)

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