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元指揮官の明暗【Tokyo Pondering #02】

 

豊田スタジアムでの開幕戦は元FC東京の指揮官同士の対戦でもあった。

 2月23日におこなわれたJ1開幕戦、豊田スタジアムでのJ1第1節名古屋グランパス対鹿島アントラーズで、元FC東京指揮官同士の対決が実現した。ともにオリジナル10。長谷川健太監督が名古屋、ランコ ポポヴィッチ監督が鹿島を、それぞれ率いた屈指のビッグマッチはホームの名古屋が0-3で敗れる結果に終わった。

◆健太さんらしさ、ポポさんらしさ

 名古屋の苦戦はある程度予想されていたものだった。ディフェンスラインを中心に、大幅に選手が入れ替わり、健太グランパスとなってからの最盛期に近づけるには、チームづくりのための時間を要する状況。2週間前の名岐カップFC岐阜戦でも内田宅哉を3バックの右でテストしつつ前半のうちに野上結貴へと交代。最適解を見つけ出す困難を味わっている過程で、3バックの中心を務めるべきハ チャンレの状態が思わしくなく、開幕戦には間に合わないこととなった。

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