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俵積田晃太、今シーズン2アシスト目となるプレーでディエゴのゴールを演出【2023 J1第24節 横浜FMvs.FC東京】

 

俵積田晃太のアシストでディエゴ オリヴェイラが同点のゴール。Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


若き左ウイングを中心に喜びの輪が広がる。Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


 相手の背後に抜け出し、広大なスペースを確認して制圧するかのように精度の高いクロスを入れる。ウイングの醍醐味を、久しぶりに俵積田晃太が味わった。第19節柏レイソル戦でマークしたJ1初アシスト以来リーグ戦5試合ぶりとなるふたつ目のアシストが、8月19日におこなわれたJ1第24節横浜F・マリノス戦の前半23分に生まれた。今回もゴールを決めるフィニッシャーはディエゴ オリヴェイラだった。
 
◆今度は自分が点を決められる立場になれれば
 
 柏戦の一節前、第18節名古屋グランパス戦後の俵積田は己の不甲斐なさを嘆いていた。J1デビュー戦を含めて散発的に2試合出場して以降は巡ってこなかった先発のチャンスにも、周囲とうまく絡めず、納得のいくプレーが出来なかった。しかし翌週に改善し、狙いすましたクロスをディエゴの頭に当てて決勝点を奪う活躍を見せた。
 
 その意味では、今回も苦しんだことがマリノス戦という大一番での同点ゴールのアシストという結果につながったのかもしれない。先週おこなわれた第23節京都サンガF.C.戦のあと、俵積田は自らに厳しく、こう語っていた。
 

仕事をした男の顔。Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)

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