1年間の我慢と辛抱を重ねて実戦復帰した小池龍太。 スタイル体現において最も重要な選手といっても過言ではない
永戸勝也に続いて長期離脱から復帰するのは誰なのか。
次にピッチに戻ってくる可能性が高いのは、畠中槙之輔ではないか。すでに練習試合を重ねながらプレータイムを延ばしている近況で、試合勘を取り戻しながらコンディションを上げている。本人も「全治の発表は最長期間の予定だと思うので、それよりは早く進んでいると思う」と手ごたえを感じている様子だった。
しかしながら前十字靭帯と半月板の損傷からの復帰は、低いハードルではない。宮市亮も復帰直後から高いレベルでプレーするのは難しかった。どんな選手にも助走期間が必ず必要な大怪我で、焦らず少しずつトップパフォーマンスに戻していくことを目指すべきだろう。
一方でチームの台所事情を考えると、センターバックは依然として層が薄い。ここまでの公式戦7試合にエドゥアルドと上島拓巳がフル稼働している現状が苦しさを物語る。今後は畠中と渡邊泰基を名古屋グランパス戦から始まる連戦のどこかのタイミングで起用し、このセクションの競争意識を煽っていく狙いか。いずれにせよ畠中の帰還は心強い。
小池龍太の実戦復帰も朗報だ。
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