「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

天野純がブラジル人トリオとのコンビネーションで魅せる。 違いを生み出せる選手として重宝し、中盤のポジション争いで一歩リードした形だろう [宮崎キャンプレポート : 松本山雅戦]

 

[リザルト]

日時:21日(木)12時~

場所:アミノバイタルトレーニングセンター宮崎

対戦相手:松本山雅FC(J3)

形式:30分×4本

スコア:73(1-1、2-1、4-0、0-1)

得点者:

1本目20分失点、1本目31分天野

2本目19分ロペス、2本目23分失点、2本目27分エウベル

3本目8分宮市、3本目18分植中、3本目21分吉田、3本目24分植中

4本目17分失点

 


 

 

 

マリノスはキャンプ総仕上げの意味合いを含んだ練習試合を実施した。

もともと40分×4本の予定だったこの一戦を30分×4本に変更。ここへきて怪我人が増えてしまったことが最たる理由で、西村拓真やナム・テヒ、吉尾海夏といった面々が大事を取って出場しなかった。ただし、いずれも長期離脱ではなく、キャンプ後には合流していく見込みだ。

1本目はビルドアップの形がなかなか機能せず。立ち位置を守ることに注力した結果、ボールが思うように前へ進まなかった。相手がフレッシュな状態で高い位置からプレッシャーをかけてきた影響もあるが、GKやセンターバックがもう少しボールを持ち運ばないと相手の陣形も動いてくれない。

 

※2本目11分~

松原健→加藤蓮

 

対して2本目はピッチ内の選手が、それぞれの特性に合わせて立ち位置をアレンジ。リーダーシップを発揮した天野純が「(山根)陸がもうちょっと下でボールに絡んだほうが彼の良さが出る。だから自分は前でロペスのフォローしながら、陸には少し下がったところでナベ(渡辺皓太)と一緒に絡んだほうが良さは出る。そこは選手それぞれの特性を考えてやっている。相手を見ながらやれというフェーズに入ってきているので、それがうまくいった」と語った通りである。

 

 

 

高い位置を取った天野はヤン・マテウスと絡みながらチャンスを作り出し、1ゴール1アシスト。

 

ヨコエク

(残り 586文字/全文: 1391文字)

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