「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

3シーズンぶり復帰の天野純はもちろん2列目中央だろう。 激しいポジション争いがマリノスをさらに進化させる。

 

既報のとおり、天野純の復帰と一森純の期限付き移籍期間満了が公式発表された。

ポップ過ぎるコメントとともに帰還した天野純は、いつの間にか32歳になったらしい。近2年は韓国Kリーグでプレー。蔚山現代FCと全北現代モータースという韓国屈指の強豪2クラブに所属し、蔚山現代ではリーグ優勝も経験した。

 

 

 

海外からの復帰といえば、2020年にベルギーのロケレンから復帰した出来事が鮮明に思い出される。所属クラブの倒産という予期せぬアクシデントによって無念の帰国となったが、力強さを増したパフォーマンスで次々とゴールネットを揺らした姿が印象的だ。

 

 

日本国内では日本人として扱われる一方で、一度海を渡れば立場はたちまち助っ人。外国人枠(韓国ではアジア枠)が使用されるプレッシャーの重みは、経験しなければ感じられない貴重なもの。結果を出し続けなければ立ち位置がなくなる恐怖感は想像を絶する。発するオーラに貪欲さが増した大きな理由のひとつである。

 

 

新シーズンの起用ポジションは、新監督が採用するシステム次第とはいえ、ひとまず2列目中央か。

 

ヨコエク

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tags: 一森純 天野純

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