「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

マリノスの動きは今年も早い。 チームが連勝街道をひた走っている夏前の時点で、すでに来季の方向性を定めて助走を開始

 

マリノスファミリーは今ごろ、優勝の余韻に浸っているのだろう。

神戸に残って、普段と異なる情景を堪能するも良し。横浜に戻り、慣れ親しんだ場所で喜びを噛みしめるも良し。11月5日が最高の1日になっていたら、それはやっぱりマリノスのおかげだ。

 

 

 

そんな最中、すでに動き出していることもある。2022シーズンの終わりを告げるホイッスルは2023シーズンの始まりの合図なのだ。

マリノスが優勝。ACL出場クラブも決まり、そして自動降格の2チームが清水エスパルスとジュビロ磐田に。唯一、J1参入プレーオフの結果はまだ分からないが、ほとんどのチームのカテゴリーが確定した。それによって新シーズンへ向けた動きが加速していくのは、あらためて言うまでもない。

マリノスの動きは今年も早い。チームが連勝街道をひた走っている夏前の時点で、すでに来季の方向性を定めて助走を開始。今季限りで契約が切れる選手との交渉を水面下でスタートさせ、契約が残っている選手に対しても今後のビジョンを共有していく。

好例が、既報のとおり契約更新に向かって動いている宮市亮である。

 

 

代表戦で負傷した彼に対し、その1週間後にオファーを提示したのは8月上旬のこと。その時点でマリノスが何位フィニッシュするかは誰にも分からない。つまり今季の成績と来季の準備は必ずしもリンクしない。結果的に優勝という大団円で終えられたが、翌年の強化や編成との関連性でいえば一線を引いて行わなければならない作業なのもたしかである。

10月上旬に優勝を決められる可能性もあったが、終わってみれば最終戦までもつれ込んだ。この結果を待ってからスタートしていたら取り戻すのが難しい出遅れになっていただろう。ピッチ外でも常に先手を打つのが近年の好結果につながっており、強化担当者が変わってもスタイルは不変だ。

 

 

ヨコエク

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