「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「(リーグ優勝を逃して)僕自身は少なからず責任を感じている。その過去は取り戻せないけど、まだACLが残っている。来年に向けて自分自身の価値をピッチで示さないといけない」(上島) 他 [仁川戦前コメント]

 

[コメント]

ケヴィン マスカット 監督

「この何日か難しい日程が続いていたし、結果もそうだ。タイトな日程だが楽しんでいきたいし、集中して臨んでいきたい」

 

――先週土曜日に今季のJリーグ2位が確定した。それをどのように受け止め、これから選手の奮起を促していく?

「自分たちが置かれている状況は簡単ではない。自分たちは機械ではなく人間だ。どうしても感情的になってしまう。昨日も横浜で練習したが、自分が考える辞書には『振り返らないで未来を見る』とあるし、選手はそう伝えた。どれだけ気持ちを切り替えて次の試合に臨んでいけるか。ベストを尽くすこともそうだし、自分たちのサッカーを見せることが大事になる」

 

――仁川ユナイテッドにはACLの初戦で敗れた。相手の印象と、明日の試合のポイントは?

「横浜で試合をして、自分たちはなかなか良い入りができず、結果もついてこなかった。印象は今も変わりはない。最近は彼らも良い結果を残していて、強いチームという印象を持っている。でも自分たちも強い。相手どうこうよりも、自分たちがどのようなプレーをして臨むか。相手をリスペクトしているが、自分たちの強さをどれだけ見せられかだと思っている」

MF 29 ナム テヒ

「簡単な試合にならないことは承知している。自分たちがここに来た意味を示して、ベストを尽くしたい。

 

 

(母国のチームとの試合だが)いま自分はマリノスというチームに所属している。とにかくベストを尽くすことが大事で、チームのために何ができるのかというところ。勝ち点3を取って、次のラウンドに進むために大事な試合になる。J1でタイトルを獲ることができなくて、正直に言えばモチベーションは少し下がっているかもしれない。でもチーム一丸となってやっていく。相手はすごく良いチームだと思っている。自分たちがやるサッカーを、Jリーグを代表してみせなければいけないし、それができれば結果がついてくると思っている」

 

 


DF 15 上島 拓巳

「(前回の仁川戦では敗れているが)あの試合を終えて、自分は一旦ピッチに立てなくなった。自分自身も悔しい思いをした。ただ、あの試合から変わるきっかけというか、自分に大事しなければいけないことを見つめ直させてくれた。そこから試合に復帰して山東戦やルヴァンカップの浦和戦など手ごたえを感じていた試合もあったので、明日の試合はリベンジということで良いイメージを持って臨める。モチベーション的にもこのデュエルにこだわっているので、絶対にやらせたくない。

 

 

(リーグ優勝を逃したが)僕だけでなくチームとして悔しいし、僕自身は少なからず責任を感じている。

 

ヨコエク

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