「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「難しい状況の中でも自分たちがやることを変える選択肢はないし、その共通理解はあると思っている。相手に何もさせないマリノスの強さを発揮できればいいかなと思っている」(小池龍太)他 [シドニー戦前コメント]

[コメント]

(4月21日実施の試合前日会見より)

ケヴィン マスカット 監督

「明日の試合についてだが、自分は対戦相手のことをよく知っている。そして明日の夜に対戦し、数日後に同じチームと連続して対戦することになる。まずは明日の夜の試合で結果を残すことが重要なので、しっかり準備していきたい。

 

©Y.F.M

 

 対戦相手の監督はオーストラリア代表でも欧州でも一緒にやっている友人だが、明日は敵だ。いい結果を出すために準備してきた。中2日の連戦ということだが、まずは明日の試合に集中していい結果を残したい。しっかり勝点3を狙っていきたい。

 選手たちにも相手の分析を話したし、共有している。2年前のACLでも同じグループで2回対戦していて、その時の選手もいる。でもいつも話しているように、相手どうこうではなく9割は自分たちのサッカーをどうやっていくか。簡単なサッカーではないので、気候が違った部分でより難しさはあるが、自分たちのサッカーをどれだけ表現できるかが大事になる。明日は明日で新たなチャレンジになるので、それに打ち勝って次の試合に向かっていきたい。

 短期間で同じチームと2試合ずつ対戦するので、それぞれ1試合目と2試合目では違ってくるし、予測がつかない部分も出てくる。でも明日以外の部分で考えているところはない。

 

 

(9割は自分たちについてと話していたが、では10%の部分は?)残りの10%の部分は、相手のことがほとんどになる。相手の強みであったりという情報はチームとして共有することが必要になる。でも相手に合わせることはないが、選手の特徴は知っておく必要がある。シドニーFCの選手の特徴を知った上で、自分たちが何をやっていくか。明日に限らずコントロールできる部分とできない部分がどこにあるのか。明日、蓋を開けてみたら相手がまったく違うサッカーをやってくる可能性もある。それは明日にならなければ分からないが、一つひとつのチャレンジにワクワクしている。最後はマリノスのプライドを大切にしてピッチに立っていきたい」

 

DF 33 角田 涼太朗

「アジアの舞台ということでJリーグとは違う戦いになる。先日の試合はチームとして負けてしまったので悔しさは残っているが、日本とは違う気候やピッチを言い訳にしてはいけない。でもチームがマイナスに向いているかと言ったらそんなことはなくて、グループリーグ突破という目標はあるけど、まずは明日の試合に勝つことに集中したい。

 

©Y.F.M

 

(アジアの舞台でフィジカルに勝るFWとの対戦について)そういったFWと対戦できるのは幸せなこと。こういう機会がないとなかなか対戦できないので、楽しみながらやっていきたいというのはひとつ。どうやって抑えるは個人の問題もあるけど、チームとして、もう一人のセンターバックやサイドバック、ボランチとどうやって連係して守っていくか。前提としては個人で負けないことに置きながら、どうやって失点しないようにするかを考えながらプレーしていきたい」

 

(4月20日実施のオンライン囲み取材より)

DF 2 永戸 勝也

――永戸選手自身は初めてのACLを集中開催で戦っている。どんなことを感じながらプレーしている?

「まずは気候のところが日本と違って、ナイターの試合とはいえども湿度や暑さがある。対応するのがなかなか難しいなと感じた」

 

――気候としては日本の真夏と近い感覚?

「夏の夜という感じだけど、湿度は日本よりあるかなと感じる。日本の春からこちらへ来たので、一気に夏の気候になった感覚」

 

 

――ピッチコンディションで感じる部分は?

 

ヨコエク

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