「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「パスばかりで逃げていても相手は怖くないと思うので、どこかで相手に向かって、ゴールに向かってプレーしないと怖くない」(西村拓真)他 [磐田戦前コメント]

 

[コメント]

ケヴィン マスカット 監督

――選手たちが前節のガンバ戦の結果を引きずっている様子は?

「この前の試合は終わったことだけど、そこでのフラストレーションはもちろんあると思う。でもいいスピリットでトレーニングができている。ここまで自分たちができている部分、やれている部分を思い出させながら準備することが大事だし、自分たちのサッカーを出せるように、いい形でやっていきたい」

 

 

――ガンバ戦を終えての修正や改善など、選手にアプローチしたい部分は?

「全員の選手を信じているし、今日まで全員で準備してきた。誰が出場してもいい状態になっている。(メンバーが)替わる部分があるかもしれないし、そうではないかもしれない。しっかり見極めた上で、誰が出場してもいい状態で臨みたい」

 

――最近喫した5失点はすべてセットプレー絡みだった。どのように受け止めて、修正していく?

「残り3試合で何かを変えるというよりは、自分たちはセットプレーでもある形を持ってやっている。もちろん修正点はあるが、そこをガラッと変えていくとか、そこだけにフォーカスすることはない。もちろんチームによってはセットプレーで勝負するところもあると思うが、自分たちはそうではない。修正しなければいいけない部分は修正するが、セットプレーはサッカーの一部。それを頭に入れて準備していきたい」

 

 

――結果が出なかった中で、ガンバ戦で良かったポイントは?

「今はとにかく次の試合に向けて切り替えている。ガンバ戦を引きずってしゃべることはしたくないが、もちろん試合が終わったあとの日曜日にスタッフが集まって振り返り、それをチームへ展開した。選手に伝えたのは、チャンスを作るという部分では今シーズンのJリーグを通しても一番良かったし、たくさん使った。でもそのチャンスを生かしきれなかった。もう少しファイナルサード、ゴール前での質をどのように上げていくか、決め切るか。相手が崩れた時にどこを狙ったらどうなるのか、それは振り返って気づき、生かしていきたい。名古屋戦はガンバ戦よりもチャンスが多くなかった中で4点決めた。ガンバ戦では名古屋戦よりもチャンスが多かった中でゼロになってしまった。そこは自分たちが気づき、直さないといけないので、それを選手たちに伝えた」

 

 

FW 23 仲川 輝人

「サッカーは何が起こるか分からない。少しでも隙を見せたら足元をすくわれる。残り3試合で悔いは残したくない。僕の中ではその気持ちが強くて、こんなチャンスは滅多にないから。キャンプからスタートした素晴らしい1年をしっかり締めくくれるようにしないと。気の緩みがあるとすれば締めていかないといけない。

 

 

ヨコエク

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