「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「自分たちで蒔いた種は自分たちで回収するしかない。試合が終わってからのサポーターの姿勢を見て奮い立たないのは男じゃない。何かを感じないといけない」(喜田拓也)他 [磐田戦後コメント]

 

[コメント]

ケヴィン マスカット 監督

「前節もいらしたメディアの方もいると思うが、ほぼ同じような形になってしまった。支配はできた。ゴールを奪うこと以外はできた。今季の中でも難しい時期なのかなと思う。チャンスを決めきれない。フラストレーションが溜まる試合が続いている」

 

――相手は割り切った戦いをしてきた。選手に焦りや重圧を感じた?

「選手たちの精神状態は選手たち自身が分かっている部分。そこは直接聞いてもらった方がいいが、見ている中で重圧は感じなかった。前節もそうだが、練習でも集中してやっている部分はあった。見える部分で焦りやプレッシャーは見えなかった。今日が終わり、次の試合は29日なので時間はある。とにかくやれることはある。ポジティブに捉え、今一度やれることを表現したい。結果が出ていない部分はしっかり受け止めてやらないといけない。これだけの支配率はなかなかない。ただ、支配するだけで結果が出るわけではない。矛盾するが、焦れることなくやっていく。まだ何も決まっていないし、終わってない。まだ自分たちは1位。下を向くことなく準備すること。しっかり戦っていく」

 

 

――残留を争う下位の2チームに今季初の連敗を喫した。率直な感想とその要因は?

「自分が思うにはこの2試合、やはり相手は残留をかけて死に物狂いでやってきた。当たり前の行為だが、あれだけ守備を固め、少ないチャンスをどうやってモノにするかというところ。自分たちとしてはほとんど、自分たちのボックスに近づかせなかった。チャンスを作り、プレッシャーをかけ続けた。今夜も、逆に負ける理由がなかった。先ほども言ったが、これだけ支配できるチームはなかなかない。残念ながら結果を残せなかったが、何も終わったわけじゃない。これだけ1位もずっとキープしている。まだ1位のままだ。ここで諦めることはまったくない。この部屋を去ったあと、自分は次の準備に切り替える。まだ何も終わってないが、今日は残念な結果ではあった」

 

――硬さや停滞感があったように思うが、支配の先にあるゴールを奪うために必要なことは?

 

ヨコエク

(残り 1981文字/全文: 2880文字)

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