「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

ラスト5試合はマリノスもフロンターレもすべて同日の同時刻に開催される ただしマリノスは「自力で優勝を決められる」(仲川輝人)

 

北海道コンサドーレ札幌戦後、リカバリーをひと通り終えてミックスゾーンに現れた喜田拓也がこんな言葉を発した。

「自分が興味あるのは、自分たちの勝ちだけ。目の前のゲームを勝ち切ることへの目線はチームとして揃っていたと思う」

 

 

話の前提は、札幌戦前日に2位の川崎フロンターレが柏レイソルと1-1で引き分けたことに遡る。追いかける側が足踏みしたため、この試合を勝てば差を広げられる。そんな状況で迎えた試合だった。

しかしながらマリノスも引き分けに終わり、勝ち点差は変わらず5のまま。ライバルチームの結果は意識していたのか、していなかったのか。真実は本人たち以外に分からない。

ただ、喜田の言葉通り多くの選手が他チームや他会場の結果に一喜一憂していないように見える。さすがに試合結果すら知らないといったら嘘になるのだろうが、過度な喜びや落胆の色はない。大切なのは目の前の試合に勝利する、その一点のみ。そんな選手たちの姿勢は逞しく、頼もしい。

 

 

もっとも、ファン・サポーターをはじめとする周囲がすべて同調する必要もないだろう。34試合で勝者を決めるリーグ戦には、対戦順やタイミングといった妙がある。終焉が近づけば近づくほどそれぞれのチームが置かれている状況に格差が生まれるため、まったく同じ立ち位置で戦うことなど不可能。だから2月から始まって11月にようやく終わるリーグ戦は面白い。

最近の戦績を切り取っても、それはしっかりと当てはまる。

 

ヨコエク

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