「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「まずはマリノスでしっかりタイトルを獲るということ。個人的には、日本代表は小さな頃から目指しているものでもある。マリノスのGKとして入りたいという想いはある」(高丘陽平) [清水戦前コメント]

 

[コメント]

GK 1 高丘 陽平

――ここまでのパフォーマンスや成果と課題は?

「4試合が終わって2勝1分1敗ということで、結果に関しては7失点しているので満足していない。GKとして悔いが残るところもいっぱいあるし、もっとシュートストップの精度を上げてチームを助けないといけない。チームが苦しい時こそ力を発揮できるように自分を高めていかないといけないので、そこは引き続きやっていきたい。神戸戦でようやく無失点で試合を終えられた。無失点で終わることで勝ち点を積み上げていく可能性を高められると思う」

 

――神戸戦は素晴らしいパフォーマンスで勝利を呼び込んだ。手ごたえは?

「チームメイトもハードワークしてくれていたし、それまでの試合でなかなか流れを持ってくることができていなかった。ようやく自分の仕事ができたと思っている。その試合に臨むにあたってシゲさん(松永成立GKコーチ)が僕にトレーニングを与えてくれて、それを落とし込んでくれた。シゲさんをはじめとするスタッフが力を引き出しくれたので、それに感謝したい」

 

 

 

――至近距離からのシュートストップやクロス対応の練習をしているが、重点的に取り組んでいる課題は?

「一つひとつの動作だったりするけど、完璧はない。終わりがない問題ではあるので、突き詰めていけると思う。そこにしっかりフォーカスしてやることができているし、同じ方向を向いてできていると思うので、そこは引き続きやっていきたい。指摘してもらうことをしっかり噛み砕いて理解し、その作業に対して今まで以上に力を入れてやっていきたい」

 

 

――ディフェンスラインのメンバーが変わることで課題が見えにくい部分もあると思うが、どのように課題を感じている?

「相手も対策を練ってくるので自分たちがやりたいことをすべて出せているかといえば出せていない時もある。メンバーも変わっているので意思疎通に関しては時間も必要だけど、それは試合をやっていくことで良くなっていく。新加入選手も多い中でうまく彼らのプレーを出せるように自分はしっかりサポートしていきたい。時間はかかるものなので1試合で何かが変わるものではないけど、その働きかけはしっかりやっていきたい」

 

――柏レイソル戦の2失点目のあとにエドゥアルド選手とコミュニケーションを取っていたが、どのような修正をしていく?

「チームのプレーモデルがあって、それと個人の選手のズレが多少ある中で、そこは自分が声を出しながらやっていきたいし、導いていきたいと思った。正直、このスタイルをやっていくと起きる可能性のあるミス。ないようにしていきたいけど、続けることをやめてしまったらマリノスのサッカーは崩れてしまう。やるべきことは後ろから前にしっかり伝えていきたい」

 

 

――松永GKコーチの指導で特徴的と感じる部分は?

 

ヨコエク

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