神戸戦でファインセーブを連発した高丘が力強く言った「ホームゲームは必ず勝たないといけないと思っている」 [J3節清水戦プレビュー]

2022年03月05日 18時09分　
カテゴリ： Jリーグ • プレビュー

ファン・サポーターの存在が選手たちの背中を押す

総力戦で勝ち点3をもぎ取ったヴィッセル神戸戦から中3日、開幕5連戦のラストを飾る清水エスパルス戦に臨む。

この試合をホームゲームとして戦えるメリットを最大限生かしたい。神戸戦では複数のファインセーブでマリノスに勝利を呼び込んだGK高丘陽平が言う。

「たくさんのサポーターが来てくれると思うので必ず勝利を届けたい。ホームゲームは必ず勝たないといけないと思っているし、そこはチームとして意識付けされている」

　移動云々の負担やストレスがないことも大きいが、それ以上にファン・サポーターの存在が選手たちの背中を押す。あと少し、あと一歩を実現させるのはいつだって周囲の応援だ。

とはいえチーム状態は依然として厳しい。キャプテンの喜田拓也やディフェンスリーダーの畠中槙之輔はこの試合に間に合わない。水沼宏太やレオ・セアラも離脱してしまった。部分合流しているとはいえマルコス・ジュニオールも100%の状態ではない。

開幕戦で先発した選手の約半数が不在なのだから、チーム力ダウンは避けられない。特に前出したメンバーは昨季以前から在籍する選手たちで、キャプテンと副キャプテン3人が含まれている。精神面でチームの中核を成す選手がほとんどなのだから、ただの負傷離脱ではない。

それでもマリノスはマリノスだ。スタイルも姿勢も変わらない。神戸戦では柏レイソル戦から先発を8人入れ替えて臨み、感動的な勝利を手にした。誰かに依存することなく、全員でアタッキングフットボールを体現する。

清水戦でもマリノスらしいサッカーで勝利を目指す。

出場停止明けの岩田智輝に期待したい。

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