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伴和暁、FC東京のチーフマネージャー兼通訳から日本代表へ【Special 3/3】

 

 
 カタルーニャの食事やワインや生活習慣について語り、フランクに人と接するアルベル監督についての回想。英語が通じることもあり、仕事を離れても友人としての関係を築いていたが、だからこそ1年半で辞任するタイミングも察しがついた。
 
◆森重が背中を押してくれた
 
「そんな間柄だったからこそ、あのガンバ戦(2023シーズン前半戦ラスト、J1第17節)が最後の試合だというのもわかっていて。でもその日中に大阪から帰るスケジュールを立てていたので、負けた余韻に浸る間もなくタクシーと新幹線で東京に戻ったので、考えこむのはそのあとでした。監督が替わる旅に、周りは『そんなに考えこまなくていいよ』って言うかもしれないけど、自分のなかではすごく責任を感じていますし、もっと何か出来たんじゃないか、もっとサポート出来たんじゃないかと考えこみます。異国の地で戦う厳しさというのはぼくも選手時代に経験していてわかっているし。これはクバにも言えるんですけど、やっぱり異国の地で助っ人として戦うのは簡単じゃないんですよ。そこに対して自分が本当に最大限のサポートが出来ていたのか、身を粉にしてやれたのかとは、アルベルの時だけじゃなくていつも考えますね。ぼくも2023シーズンが自分にとっての最後かもしれないという想いで、毎試合毎試合やってきたつもりではいます」
 

 

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