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伴和暁、FC東京のチーフマネージャー兼通訳から日本代表へ【Special 1/3】

 

 
 2023シーズンまでチーフマネージャー兼通訳を務めていた伴和暁さんがFC東京を退団した。在籍期間は2016シーズンからの8年間。英語通訳としてネイサン バーンズに付き添うところから仕事を始め、少しずつ出来ることを増やし、大きな責任を負うようになっていった。成長の場だった東京。思い出もたくさんある。
 
◆日本代表への誘い
 
 もちろん、クラブに感謝こそすれ不満や恨みがあるわけがない。もっと青赤のひとりでいたいという想いもあっただろう。ではなぜ東京を離れるのか。それは、日本代表のマネージャーとして請われ、日本サッカー協会に務めることが決まったからだ。貴重な人材ではあるが、クラブもこの画期的な出来事に伴う“卒業”を後押しした。選手以外のスタッフという立場でも、Jリーグ、Jクラブで成長し、活躍の場を拡げることが出来る。その事実を証明するパイオニアとして、東京は伴さんを送り出した。
 
 残務整理に勤しむ伴さんを外へと連れ出し、“移籍”に関する話を訊いた。
 

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