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FC東京が小平グランドで始動。まだ初日とはいえ質を高める狙いが見てとれる練習中の意識【2024始動】

 

ボールを使ったメニュー。撮影:後藤勝


 1月13日に新体制発表会をおこなったFC東京は翌14日、小平グランドで全体練習を開始。2024年のトップチームが始動した。
 
 初日ではあったがボールを扱うメニューも盛り込まれ、昨年までFC東京U-18監督を務めていた奥原崇コーチらが「絶対に浮かせるな」と指示すると、選手たちは浮かせることなくグラウンダーのパスでボールを回す。特にブラジル勢がこの指示を忠実に遂行している姿が印象的だった。既報のとおり、アルビレックス新潟から移籍加入の高宇洋も「こういう一つひとつの細かい質のところを今年はすごく求めていこうという、スイッチだったのかなと思う」と受け止めるような、変革に向かう意識を感じさせる内容。新任のスタッフも多く、明るい空気のなかにも前年までとはまた異なる緊張感が漂っていた。
 

フィジカル系のメニュー。撮影:後藤勝


◆ピーター クラモフスキー監督は「本当にアグレッシヴなプレスをかけられるチームにしていきたい」
 
 昨年かぎりで東京での仕事を辞した伴和暁前チーフマネージャー兼通訳は活動が始まる前に選手たちに挨拶。その後ミーティングをおこなったトップチームは10時30分頃、ピーター クラモフスキー監督と遠藤洋通訳を先頭にコートへと姿をあらわした。
 
 選手・スタッフが揃うと、1月1日に発生した能登半島地震に於いて亡くなられた方々へ哀悼の意を表し、来場者を含め全員が黙祷。その後、ピーター クラモフスキー監督が挨拶に立った。
 
「本日お越しいただき、ありがとうございます。そしていつも本当に心のこもった応援ありがとうございます。トロフィーを獲得していくためにはこのフィールドですべての仕事をおこなっていくなくてはなりません。みなさんが観ていてわくわくするチームになり、皆様と夢を叶えたいと思っています」
 

寺山翼。撮影:後藤勝


 つづけて選手代表として寺山翼が挨拶に立った。
 
「みなさんおはようございます。今年は辰年ということで、ぼくは辰年なので選手を代表して挨拶させていただきます。昨シーズンは11位と苦しいシーズンになってしまいましたが、また新しく入ってきたメンバーと引きつづきのメンバー、戻ってきたメンバーで、まずは沖縄キャンプでしっかりとトレーニングを積んで、一人ひとりがタイトル獲得のために頑張りますので今年もFC東京への熱い声援お願いいたします」
 
 寺山が過不足なくメッセージを伝えると、選手たちが声を出して走り出す。約1時間のトレーニングを終えた選手たちは見守っていたファン400人とふれあい。このプレシーズン初日を含めて4日間小平で練習をおこなったのち、選手たちはキャンプ地の沖縄へと移動する。
 

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