塚川孝輝、己の立ち位置に危機感。「点を獲って次の試合でも使ってもらえて、でも負けてしまい、いまこういう立ち位置にまたなっている」【Pick Up】
塚川孝輝が危機感を募らせている。2022シーズン夏に加入した塚川はそのシーズン後半戦、安部柊斗と中盤のポジションを競いながら先発出場の機会を多く獲得したが、今シーズンはリーグ戦開幕時点からベンチに控えることが常になった。天皇杯では福島ユナイテッドFC、東京ヴェルディを相手に先制ゴールをマークして気を吐き、
安間貴義ヘッドコーチが暫定的に指揮を執ったルヴァンカップEグループ最終節京都サンガF.C.戦と、ピーター クラモフスキー監督が初めて指揮を執ったJ1第19節柏レイソル戦では先発出場を果たしている。しかし警告の累積による出場停止処分で第20節浦和レッズ戦を欠場すると、そこを境目に第21節鹿島アントラーズ戦からは再びベンチへ。渡邊凌磨や東慶悟とトップ下のポジションを競いながらボランチも含めて中盤の各ポジションで途中出場の機会を探る状態がつづいている。
◆空いたスペースに入る動き
第24節横浜F・マリノス戦では明暗を分けた最後の10分間に加え、約7分半あったアディショナルタイムに出場。そのチャンピオンクラブとの対戦に於ける皮膚感覚を思い起こすことから始め、背番号35の近況について訊ねていった。
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