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【有料記事】J3第29節Preview・1/監督&OA◆中村忠監督「先に向かって、前に向かって」林容平「連続して点を獲る」(2016/11/12)

勝点30でJ3リーグ戦12位のFC東京U-23は本日11月12日、小平グランドで戦術練習をおこない、遠征地の福島へ向けて出発した。あす13日はJ3第29節に臨み、同じ勝点30で13位の福島ユナイテッドFCと戦う。とうほう・みんなのスタジアムで13時キックオフ。

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天皇杯ラウンド16で後半13分から出場、逆転勝利に貢献したのは林容平だ。直近のJ3で二試合連続ゴール、第27節にはハットトリックを決めて“打ち出の小槌”と化した、その実績を引っさげてのメンバー入りだった。
青赤軍団伝統の爆走ドリブルアタックはもちろん、長いパスに合わせて抜け出すセンスもあり、守備にゲームメイクにポストプレーにと芸達者。それだけでなく、第29節の駒沢で決めたゴールが証明したように、いわゆる“大作戦”にも対応できるヘディングも持っている。戸田光洋、赤嶺真吾、アマラオといった先人たちを彷彿とさせる東京ファン好みのプレーをフュージョンしたかのようなプレースタイルを持つ彼が、第28節と29節の連続得点によって、この終盤戦に来て大注目の存在となった。

「まだ何もできていない」と、天皇杯でのパフォーマンスを振り返る林だが、逆転ゴールは林が起点になっていた。ウラに出ていきつつ守備ではボランチをケア、クロスに飛び込む役目もと、八面六臂の、と言っていい活躍を見せていた。左には中島翔哉、右には水沼宏太、中央には林――と、それぞれのエリアで槍が突っかかっていったことで、Hondaの堅い防壁を少しずつ崩していった、逆転はその結果だった。

「J3でも獲れない時期がつづいたんですけど、最後にようやく味方と合ってきて、

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