安斎颯馬、白井康介との右サイドで渋い輝きを放つ21歳。「たとえ陰の存在であっても……」と強い使命感。周囲の励ましでさらなる成長を誓う【2024 GW Special Column】
J1第10節アルビレックス新潟戦で白井康介の28回に次ぐ16回のスプリント数を記録したというだけでも安斎颯馬の運動量は評価されて然るべきなのかもしれないが、より注目するべきは走行距離で、白井を上回り、12.663kmの小泉慶に次ぐチーム2位の11,999kmを記録している。
つまり、時速25kmに達しないランニングは多かったということになる。白井が脚光を浴びる一方で、右サイドでコンビを組む安斎は、縁の下の力持ちとしてより静かに潜航しながら、ハードワークを特長とする現在のFC東京を支えているように映る。
◆白井とのコンビをさらに……
「自分はチームのために戦いたい想いが強い」と、安斎は言った。
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