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【有料記事】林彰洋が説く、本番で実力を発揮するための秘訣「冷静にやれるというアタマを持ちながら、熱くやりたい」(2017/04/14)

4月16日に開催されるJ1第7節FC東京vs.浦和レッズは通常の実況中継のほか、NHK BS1ch102でゴールキーパー専用カメラを導入、キーパー専用中継をおこなうことが決定している。日本代表である林彰洋と西川周作の顔合わせということもあり注目されている試みだ。

4月15日、最後に小平グランドのミックスゾーンを通過したのは、いっぽうの役者である林彰洋だった。
「練習でやっていることをしっかり出せるようにしたいなというのが、まず思っていることですね」
第一声がこれだった。できないことをする必要はない。既に出来ていることを十分に表現すればいい試合ができるはずだが、これが難しい。
「やっぱり、相手になかなか勝てていないという思いもあるので、それが先走ってしまい、チームとしてやるべきことができないのがいちばん問題だと思うし。十分に勝てるなと、自分としては感じています。きょう、練習でもいろいろ確認しましたけど、ここは相手がこうやってくるだろうなと思うシーンが多くあって、それはディフェンスの選手にもよく伝えて改善する方向でやっている。ぼくは鳥栖に所属していたときにレッズに勝っているんですけど、粘り強くやっていればふつうに(互角以上に)持ち込めると思うし、局面局面でしっかり要所を抑えて戦うことが大事だと思う」
最後のフレーズには、チーム状態云々ではなく、個が競り負けなければ試合にも負けないという示唆を含んでいるのかもしれないが、ともかくも練習の内容を試合に反映させられるか否かが、

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