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【今週の小平】Preview◆プレヴューにかえて、マッシモの激白。「わたしの選手たちは、正しいメンタリティを持っている」。川崎に勝ってウノ・ゼロ勝利の美しさを証明せよ、カルチョ仕込みの青赤軍団(2015/05/01)

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Preview◆プレヴューにかえて、マッシモの激白。「わたしの選手たちは、正しいメンタリティを持っている」。川崎に勝ってウノ・ゼロ勝利の美しさを証明せよ、カルチョ仕込みの青赤軍団

○マッシモ フィッカデンティ監督激白!

選手は口々に「失点をゼロに抑える」と言っています。そのように一年かけて守備の意識が浸透したなかで迎える、超攻撃的な川崎フロンターレとの多摩川クラシコを、みな「攻撃対守備」の構図で興味深く見守っているのですが、どのように守っていこうと思っていますか──と訊ねると、急にマッシモ フィッカデンティ監督のスイッチが入り、いつもの3倍くらいの饒舌さでしゃべりはじめた。

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サッカーはすばらしいゲーム。みんなが好きなスポーツです。
誰のものかは忘れてしまいましたけれども、数日前に見た記事のコメントに、アトレティコ・マドリーに対して批判的なものがありました。アトレティコのバジェットはレアル・マドリーの1/5しかない(※バルサとレアル・マドリーに次ぐ収入ではある)。その状況でアトレティコにレアルのようなサッカーができると思うんですか?
たとえばバルセロナはメッシに80億円くらい(※3月にフランス…フットボール誌が発表したスポンサー契約料などを含む年収は6500万ユーロ、約85億円)払っている。そうした選手のクオリティと使われるバジェットがあって成り立つサッカーです。
日本であればガンバ大阪や浦和レッズは、そのようなはっきりとしたレベルのバジェットで優位に立っているチームです。

選手のクオリティやチームにかけるバジェットを考えたうえで、大事なのはまず、チームが勝者のメンタリティを持つことです。やはり優勝するチームは、10点台から20点台くらいしか失点しません。
そういった観点からわたしたちはチームをつくっていっています。毎試合、失点ゼロで終わらせたい。そう、選手たちが言うということは、本物のサッカーを体現しているということです。本物のサッカーです。
5-3、4-2、そういうものはバスケットボールのようなスコアです。

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