青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン

【第5報】明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第8節 アルビレックス新潟対FC東京/焦ることなく自分たちを信じたことへの正当な報酬は、太田→林→森重の連携で生まれた決勝点(2015/04/30)

レポート◆明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第8節 アルビレックス新潟対FC東京/焦ることなく自分たちを信じたことへの正当な報酬は、太田→林→森重の連携で生まれた決勝点

勝点6で15位に沈み降格圏一歩手前のアルビレックス新潟は、試合前の「入り待ち」にファン、サポーターが大挙集結。声をからしてチームを鼓舞した。しかし危機的状況だけにモチベーションは高く、順位ほどにはチーム力が低いわけでもなく、東京にとっては苦戦が予想された。これまで敗れた相手はサガン鳥栖、川崎フロンターレ、ガンバ大阪と上位チームばかり。柏レイソルに3-2で攻め勝ち、鹿島アントラーズと引き分けている。決して弱くはない相手だ。
5得点のラファエル シルバ、2得点のレオ シルバが健在。鈴木武蔵もラファエル シルバのいいところを引き出すよう距離感に気をつけている。一度、攻撃が機能しはじめると厄介だ。

対するFC東京はサスペンションとなった梶山陽平抜きの布陣を、マッシモ フィッカデンティ監督は「悩みに悩んで」決めた。梶山とカニーニのいるヴァージョンが支配力強化型の編成なら、高橋秀人と吉本一謙のいるヴァージョンは守備力強化型と言ってもよいのかもしれない。難しく厳しい試合でどう守り戦うのか。14時4分にキックオフの笛が鳴った。

(残り 2364文字/全文: 2904文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ