デイリーホーリーホック

シーズン総括コラム①「Jリーグで最も“若いチーム”だった今季の水戸。高まる『育成の水戸』のブランディング。その上で行った新たなトライ」【コラム】

秋葉忠宏監督が率いて3シーズン目となった2022シーズン。
スタートダッシュに失敗しながらも、徐々に調子を上げていき、プレーオフ争いに食い込んで行った。
しかし、「運命の9月シリーズ」でまさかの大失速。
最終的に13位という結果に終わった。
例年より早くシーズンオフに突入した今。あらためて今季のチームにどのようなことが起き、どのように戦ってきたのかを4回にわたって総括する。

【写真 水戸ホーリーホック】

若すぎた感が否めない

今季の水戸を振り返るにあたって、欠かすことができないのは「若さ」という言葉だ。
「育成の水戸」と自負するチームはこれまで多くの若手選手を育て上げ、J1へと送り出してきた。その実績がいわば水戸のブランドとなり、才能豊かな若手選手が水戸を選んで加入する流れができつつある。

今季も大卒ルーキー3人がシーズン後半戦にはコンスタントに出場機会を得るようになり、20歳前後の若手もシーズン終盤はチームに勢いをもたらす存在となった。そして中堅選手はより一層チームの中心である自覚を持つようになり、「少しずつですけど、ゲームを読める選手が増えていることは1年間やってきた成果だと思っています」とキャプテンの新里涼が振り返ったように、多くの選手が精神的な成長を見せるなど“育成力”を存分に発揮し、今後に向けての大きな希望を感じさせてくれた。

一方、今季のチームは若すぎた感が否めない。

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