デイリーホーリーホック

「選手と大成女子高校生が『学生が考える 試合に来たくなるバスアナウンス』収録会を実施。5月上旬から『聞かせて!ホーリーホック!』が茨城交通バス内でスタート」【HHレポート】※無料記事

【写真 米村優子】

水戸ホーリーホックの観客動員数を増やすため、大成女子高校生が特別授業の一環で企画した「学生が考える 試合に来たくなるバスアナウンス」収録会が3月28日、城里町小勝の七会町民センターアツマーレで実施されました。
選手の魅力を生徒とのトークを通じて乗客に発信するバスアナウンス「聞かせて!ホーリーホック!」には春名竜聖選手、寺沼星文選手、中山開帆選手、内田優晟選手、楠本卓海選手、梅田魁人選手が挑戦。
オフィシャルパートナーである茨城交通の車内でしか聴けないオリジナルコンテンツを収録しました。

【写真 米村優子】

大成女子高校では、地域で活躍している方や事業所の話を聞き、その地域の新たな未来をつくるアイデア発想に挑戦することを通じて、生徒自らが地域をデザインできる人材になることを狙いとした特別授業「地域デザイン」を実施しています。
昨年は水戸ホーリーホックのファンを増やす施策がテーマとなり、30人の普通科の生徒が履修していました。
生徒は水戸駅周辺を中心に展開されているホーリーホックの広告やスタジアム観戦などでヒントを探り、「誕生日のファンサポーターにスタジアムでお祝いシールを配布する」「地域の学校で子どもたちと給食を一緒に食べる」「選手が地域の体育祭に参加する」など複数の集客方法のアイデアを出し合い、昨年秋からクラブに対して、実現の可能性の高そうな企画を3回に渡ってプレゼンテーションしました。
両者でブラッシュアップを重ねた後、今年2月にバスアナウンスの企画が採用。
オフィシャルパートナーの茨城交通の協力を得て、ホームタウンの水戸市にある大成女子高校、ホーリーホックの3者による地域連携事業が実現しました。

【写真 米村優子】

約30~45秒のバスアナウンスで重視されたのは、「試合に来たくなるためには、まず選手に興味を持つことが大事」ということ。
鳥羽日菜子さん(3年)は「選手に対して数通りの質問項目を準備し、通勤や通学でバスを利用する人に選手の魅力が伝わる内容にしました」と話します。
若者に人気の16種類のタイプに分類される性格診断「MBTI診断」、小さな頃の思い出、茨城の好きなスポットなどのテーマでトークを展開し、各々の選手のパーソナリティーが垣間見える内容となっています。

【写真 米村優子】

和やかなムードで行われた収録では、一発でOKをもらえた選手もいれば、慣れないバスアナウンスに身構えてしまったのか何度も撮り直しをした選手も。
選手たちは初対面で緊張する生徒たちを雑談でリラックスさせながら、元気良く収録を進めていました。
春名選手は「バスアナウンスは水戸市全体で応援してもらうきっかけ、街全体を巻き込む意味でも第一歩として良い機会だと思います。学校や仕事で疲れたりする人も多いと思いますが、週末にスタジアムへ来て楽しんで欲しいです。選手はみんな努力していますし、絶対損はさせないので、是非来てもらえたら嬉しいです」と述べていました。

【写真 米村優子】

内田選手と寺沼選手を担当した下川あやさん(3年)は「皆さんの佇まい全てがプロのアスリートだなと感心しました。私自身、ホーリーホックを遠い存在に感じていましたが、今回の授業を機に身近になりましたし、試合を観てみたくなりました。バスの車内でホーリーホックや選手に興味を持ってもらい、観客が増えれば、茨城が盛り上がります。そのお手伝いができそうな収録でした」と手応えを実感。
鈴木美祐さん(3年)は「収録した春名選手、中山選手はともに良い感じに仕上がったと思います。プロ選手は堅そうなイメージがありましたが、寺沼選手をはじめ、物腰柔らかくて惹きつけられました。授業をしてから水戸駅周辺にポスターなどたくさんあるのだと気付きましたし、色んな地域活動をしている魅力的なクラブということも分かりました」と地域を再発見できた様子でした。

【写真 米村優子】

月替りで各選手と大成女子高校生のトークが放送される「聞かせて!ホーリーホック!」は、今年5月上旬から茨城交通バス車内でスタート。
一日の運行本数が約1000本もある水戸市内のバス停「南町三丁目」と「泉町一丁目」の間で始発から終便まで流れる予定です。

【写真 米村優子】

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