デイリーホーリーホック

【HHレポート】「2017水戸証券チャレンジフェスティバルでユース選手らが奮闘!選手の後輩らが東京V戦を観戦」(2017/8/8)※無料記事

【写真 米村優子】

全国各地のJクラブや強豪チーム、全国大会常連校が水戸に集結!

全国各地の強豪クラブやJの下部組織、全国大会常連校が3日間に渡って熱戦を繰り広げる「水戸証券チャレンジフェスティバル」(水戸証券、水戸ホーリーホック主催)が今年も開催。
フェスティバルでは「第5回水戸ホーリーホックカップU-13」、「第4回水戸ホーリーホックユースカップ」の2つの大会が行われ、それぞれ水戸のアカデミーの選手が健闘しました。

北は岩手から南は佐賀まで20チームが出場した「第5回水戸ホーリーホックカップU-13」は、水戸市内の中学校以外は出場機会が少ないU-13の中学1年生の選手らが奮闘。
水戸ホーリーホックは予選グループAで、福島ユナイテッドFC、前橋FC、松本山雅FC、VIVAIO船橋S.Cと予選リーグで対戦し、3勝1分と見事1位で通過します。
順位決定トーナメントは、各グループの同じ順位同士による勝ち抜き戦。水戸は初戦でグループBの1位チームであるサガン鳥栖U-15唐津と一進一退の攻防を見せ、時間内に決着がつかずPK戦へ。すると4-2で水戸が勝利し、決勝へと駒を進めます。
そして決勝は埼玉の強豪クラブFC LAVIDAとの一戦。主催クラブとしての意地を見せたい所でしたが、1-7と大差をつけられ、惜しくも今回は準優勝という結果となりました。

【写真 米村優子】

「第4回水戸ホーリーホックユースカップ」は、浦和、仙台、柏などのJクラブ、旭川実業、桐光学園、京都橘など前回の選手権出場校が集結。
前田大然選手の出身校である山梨学院、湯澤洋介選手の矢板中央、内田航平選手の正智深谷と、トップチーム選手の母校も含む、全16チームが参戦しました。
前回準優勝を飾ったグループAの水戸ユースはベガルタ仙台、山梨学院、静岡学園と予選リーグで戦いましたが、残念ながら3敗を喫し、4位トーナメント戦へ進出。
ザスパクサツ群馬に6-1と大量得点で北関東ダービーを制し、13-14位決定戦ではブラウブリッツ秋田に今度は1-6と失点を重ね、16位中14位で今年の大会を終えました。

【写真 米村優子】

山梨学院と正智深谷の選手らが先輩の試合を観戦

「第4回水戸ホーリーホックユースカップ」の開催期間中の7月29日は、トップチームのホームゲームがあり、東京V戦に山梨学院、正智深谷の選手らが、母校の先輩が活躍する姿を一目見ようとスタジアム観戦に訪れました。
このゲームは前田選手、内田選手ともに先発で出場。前半の終盤に前田選手が持ち前のスピードを生かしたゴールで同点に追いつくと、後半のアディショナルタイムは齊藤隆成選手のヘディングで劇的勝利を収め、スタジアムは大歓声に包まれました。
山梨学院のキャプテン・桑原直也さん(3年)は「前田先輩とは一年一緒にプレーしましたが、その時から圧倒的なスピードで数多く得点を重ねていました。プロでもそのスピードを含め、全ての面で通用していて、鳥肌が立ちました。自分もこの遠征でいい結果を残したいと思います」と刺激を受けた様子。

【写真 米村優子】

正智深谷の金子慎太郎キャプテン(2年)は「内田先輩はサッカー部全員が尊敬している目標の選手。先輩に続いてプロになろうと皆、励んでいます。初めて水戸の試合を観戦したのですが、内田先輩はもちろんですが、水戸ホーリーホック自体もこれから応援したいと思った試合でした。また僕らも一から頑張りたいと思います」とチームにも魅力を感じてくれたようでした。

【写真 米村優子】

Jリーグと同様、高校生世代も今季の後半戦に突入し、どのチームも全国制覇という高い頂きを目指して奮闘しています。きっとこの試合やフェスティバルが栄冠に輝くための糧となったに違いありません。選手権、Jユースなどの舞台で、先輩に追いつけ追い越せと、よりレベルアップした姿を見せてくれることでしょう。

(米村優子)

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