「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「人間なので喜怒哀楽はある。誰にでもミスは起きる。一度起こしたミスを二度繰り返さないことが大事だし、二度とやらないことが大事になる」(ハリー・キューウェル監督)他 [東京ヴェルディ戦前コメント]

 

[コメント]

ハリー キューウェル 監督

「本当に楽しみなのが率直な気持ち。オープニングゲームはどのチームにとっても重要で、自分たちもそのうちのひとつだろう。ACLの2試合を良い形で終えたので、しっかりと準備してJリーグの開幕戦に向かっていきたい。

 

 

(120分戦ったあとの中3日で迎える試合について)自分たちにはメディカルチームという素晴らしいメンバーがいるので、良い準備ができている。この前の試合は90分で決着をつけたかったが、ああいうことは起こりうる。その中でも戦えるメンバーがいるし、リカバリーもしっかりできている。

(東京ヴェルディとの対戦について)31年前にJリーグが発足して、その最初のカードが今回の対戦カードと聞いている。注目されるカードのひとつだと思う。相手は昇格してきたチームで、どんどん向かってくる姿勢を保ちながらJ1リーグを戦ってくる。タフなゲームになると思うが、自分たちにはタレント性がある。でも、しっかりとした気持ちを持っていないと戦えないし、気を抜けば相手に食われてしまう難しいリーグだ。どのような準備をして、最高の状態で開幕を迎えるか。情熱を持ってやっていくことが大事な一戦になる。自分も今日までに注目される試合を経験してきたが、今回はナショナルダービーという形になる。力み過ぎると空回りになる傾向があると自分は分かっている。大事な試合だが、日頃と変わらない1試合という意識も大事になる。自分たちを信じて、スタイルを貫き、ピッチ上で表現することに尽きる。

 

 

(Jリーグ開幕戦に出場できる松原健について)自分たちがコントロールできる部分はたくさんあるが、コントロールできなかったのは個々の精神的な部分だと思っている。人間なので喜怒哀楽はある。彼とも話したが、その中でどうやって落ち着いてプレーするか。彼自身、軽率なところでああいう感情になってしまったことは分かっていた。誰にでもミスは起きる。一度起こしたミスを二度繰り返さないことが大事だし、二度とやらないことが大事になる」

 

MF 18 水沼 宏太

「ヴェルディとの開幕戦を国立競技場でやるということで、歴史を辿っていく上で欠かせないピースとなっていく試合。お互いのチームに歴史がある中で、今の自分たちの立ち位置を考えると、しっかり叩きのめすことが重要になる。僕自身にそこまでの感慨深さはないけど、とにかく自分に集中して、どれだけ表現できるかに重きを置いている。最終的にその試合で結果を残して歴史に名前を刻むことができれば嬉しい。相手は失うものは何もないので、受け身になったら負けてしまう可能性もある。ACLのような試合運びをしていたら足元をすくわれて失点することもあると思うので、勝ち上がれたけど何が良くなかったのかを考えないといけない。僕は僕なりに準備をして、それでチームが良い雰囲気になればいい。

 

 

 

ヨコエク

(残り 757文字/全文: 1988文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ