攻撃陣は2023年の主力がほぼ残留する見通しだ。 山村和也の獲得が決定的となり、補強も最終盤を迎えている [2024年のチーム編成について]
[2024シーズン所属確定選手(契約更新&移籍加入)※2023年12月30日時点]
※赤字は新加入&レンタルバック&新卒選手
GK:白坂楓馬、寺門陸
センターバック:實藤友紀、畠中槙之輔、渡邊泰基
右サイドバック:小池龍太、吉田真那斗
左サイドバック:永戸勝也、吉尾海夏、加藤蓮
ボランチ:喜田拓也、渡辺皓太、榊原彗悟、植田啓太
トップ下:天野純
右ウイング:
左ウイング:宮市亮
ストライカー:村上悠緋
<期限付き移籍選手一覧>
GK 田川 知樹 → カターレ富山/J3(育成型期限付き移籍延長)
DF 西田 勇祐 → AC長野パルセイロ/J3(育成型期限付き移籍延長)
MF 木村 卓斗 → ヴァンフォーレ甲府/J2(期限付き移籍)
MF 松田 詠太郎 → アルビレックス新潟/J1(期限付き移籍延長)
今日30日現在、既存選手の契約合意のほかに移籍と新卒での加入、さらにはレンタルバックを含めて17選手が2024シーズンをマリノスの一員として戦うことが確定している。
一覧表では前線に空白が目立つが、アクシデントは皆無。今オフの補強ターゲットの大部分は守備サイドの選手で、攻撃陣は2023年の主力がほぼ残留する見通しだ。山村和也の獲得が決定的となり、補強も最終盤を迎えている。
村上悠緋をあえてストライカーポジションに配置した。今季は怪我人続出のチーム事情により、右サイドバックでプレーする時間が長かった。本望な形ではなかっただろうが、結果として貴重な出場機会を得ることに成功。長い目で見ればキャリアにおいてポジティブな出来事と言っていいだろう。
本人はFW起用とゴールにこだわり続ける。大卒のプロ2年目は24歳になるシーズンで、世界的に見ればもう若くない。結果を出し続けなければ生き残れない世界でもある。アンデルソン・ロペスの壁は高く険しいが、ゴール前の嗅覚では村上も負けていない。期限付き移籍で在籍している杉本健勇の去就が流動的という背景もある。植中朝日、あるいは西村拓真との日本人ストライカー争いにどこまで食い込めるか。
レンタルバックやレンタル延長の選手にも触れる必要がありそう。
実績十分の天野純については割愛させてもらうとして、今回は植田啓太と寺門陸がマリノス復帰のチャンスを得た。両選手はユース出身の同期で、トップチーム昇格と同時に下位カテゴリーへ期限付き移籍したという経緯もまったく同じ21歳だ。
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