「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

2023年に主力だった選手の多くが残留する見込み。 少なくとも選手編成が刷新されるようなタイミングではない。 [2024年チーム編成について]


[2024シーズン所属確定選手(契約更新&移籍加入)※2023年12月23日時点]

※赤字は新加入&レンタルバック&新卒選手

GK:寺門陸

センターバック:實藤友紀

右サイドバック:吉田真那斗

左サイドバック:

ボランチ:渡辺皓太

トップ下:

右ウイング:

左ウイング:

ストライカー:

 

※期限付き移籍選手一覧

DF 西田 勇祐 → AC長野パルセイロ/J3(育成型期限付き移籍延長)

 


 

 

来季もボランチの軸となっていくであろう渡辺皓太に続いて、契約更新が発表されたのは、フィールド最年長の實藤友紀だった。

 

 

ベテラン34歳は今季も負傷に頭を悩まされ、リーグ戦出場3試合にとどまった。それでもセンターバックにけが人が続出した終盤、北海道コンサドーレ札幌戦とアビスパ福岡戦に連続先発して連勝に貢献。ハイラインディフェンスに原点回帰したチームにおいて、自慢のスピードをいかんなく発揮した。

現行スタイルとの親和性がもっとも高いセンターバックで、コンディションさえ万全ならスタメンの座も十分に狙える。トレーニングと向き合う姿勢も評価が高く、プロの鑑とも言える存在だ。来季は監督交代によって全員がスタートラインに立つ。派手な言動ではなく、実効性の高い立ち回りで虎視眈々とチャンスを狙っていく。

 

 

このポジションは既報のとおり補強における重要ポイント。畠中槙之輔が長期離脱中のため補強は必須となり、怪我人の進捗次第でシーズン初めは手薄な状況が想定されるサイドバックでも起用できる選手なら理想的だろう。交渉は滞りなく進んでいるものと思われる。

 

 

GKはオビ・パウエル・オビンナがヴィッセル神戸へ完全移籍した一方で、アカデミー出身の寺門陸が育成型期限付き移籍から復帰する。トップチーム昇格から即レンタルで3年間を過ごし、プロデビューも飾ったレノファ山口FCでは3年間で17試合に出場。武者修行を経てどれだけ成長しているか、大きな挑戦になる。

 

 

過去の実績を考えるといきなりの試合出場は難しいかもしれないが、そもそもこのセクションは一森純の去就が大きな鍵を握っている。保有権はガンバ大阪が持っているため、交渉は一筋縄ではいかない。

 

 

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