背番号10が約10ヵ月ぶりにフルタイム出場。 チャンスにしっかり輝くための準備を怠らず、その大切さをパフォーマンスで教えてくれた
水曜日のジュビロ磐田戦で背番号10が躍動した。カップ戦だとしても、それは紛れもなく公式戦だ。手を抜かずに全力疾走を繰り返す姿は「一番大事なのはチームであり、チームの勝利だ」という言葉を体現するパフォーマンスだった。
さて、マルコス・ジュニオールが公式戦で90分フルタイム出場したのは、一体いつ以来か。
すぐに答えが出てくる人は、かなりのマルコス推しと言っていい。筆者も懸命に考え、思い返したものの、調べなければ答えに辿り着かなかった。
正解は、昨年5月の湘南ベルマーレ戦。アウェイゲームを4-1で勝利し、水沼宏太やアンデルソン・ロペス、レオ・セアラ、そして小池龍太に得点が生まれている。
あれから約10ヵ月間、マルコスはピッチを出たり入ったりしていた。先発して途中交代するか、あるいは途中出場か。連戦などのチーム事情があったとはいえ、シーズンが進むにつれて西村拓真の起用頻度が増えたのは誰の目にも明らかだろう。
久しぶりにフルタイム出場の機会を得たマルコスは、喜び全開に走り回った。
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