「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

ヤンは短い時間でも目に見える結果を残せる選手。 次につながるカップ戦ならではの光明はたくさんあった [ルヴァン杯1節 磐田レビュー]

 

時間帯によってパフォーマンスにバラつきが見られた90分間

 

直近のリーグ戦から半数以上の先発を入れ替えたとはいえ、大幅にメンバーを入れ替えたとは言い難い顔ぶれだった。

 

 

この試合が今季初先発となった面々には背番号10のマルコス・ジュニオールや昨季のリーグ優秀選手であるエドゥアルド、さらにはパリ五輪世代の筆頭ボランチと目される藤田譲瑠チマなどが含まれていた。口が裂けても『メンバーを落とした』という表現は使えない、贅沢な布陣である。

 

 

しかしながら、この11人で呼吸を合わせてトレーニングする時間はほとんどなかった。ここまでのリーグ戦ではメンバーの大部分を固定していたため、ほぼ急造チームとなった今回のカップ戦初戦。準備時間は試合前日と前々日の2日間だけで、組織としての機能性を求めるのは非常に難しいゲームになった。

 

ヨコエク

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