「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「コースというよりは思いのほうが強かったと思う。ここ最近の試合内容や結果を自分たちで覆していきたい。自分は多く試合に出ていたので、気持ちを乗せたシュートになった」(小池龍太) [京都戦後コメント]

[試合後コメント]

ケヴィン マスカット 監督

「とてもうれしく思う。スタートから最後まで、最後は喜田の負傷によって10人になったが、みんなで戦った。特に前半多くのチャンスを作り、いいプレーもたくさんあった。自分たちがやろうとしたことを選手がしっかり表現して、いい内容のサッカーができたと思う」

 

――2試合連続で勝利を逃していたが、選手たちのリバウンドメンタリティをどのように感じた?

「選手たちは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。30本のシュートを打ち、前方向に勇敢に進んでいく姿勢を見せた。最近は結果がついてこなかったが自分たちのサッカーをできていた。でも今日は本当に最高のパフォーマンスを表現してくれた。ファン、サポーターに最高のサッカーを見せてくれた」

 

 

――過密日程の中、2試合連続で交代枠を使い切らなかった理由は?

「勝つために自分たちはやっている。最後のところで2~3日後のことも考えて交代枠を使うが、もちろん勝つためにやっている。全員が関わってやる、みんなが必要だ、ということを強く感じてくれていると思う。約束事は誰が出ても変わらない。一人ひとりがそれを共有して、ピッチに立つ選手がそれを見せていく。結果を残すためにいろいろなことを考えながらやっている」

 

――サイドバックのふたりがゴールを決めたことについては?

「驚いているところもあるが、FWだけではなくチーム全体で誰もがゴールを狙えるところを見せてくれたと思う。両サイドバックの松原、小池龍がしっかり決めてくれた。小池龍は3ゴール目で松原は今季初ゴールで、ポジションに関係なくゴールを狙っていけると思うので楽しみにしている。でも今日はほかの選手にもたくさんのチャンスがあった。ただ相手もボックス内では人数を多くして堅い守備をしていた」

 

――レオ・セアラ選手が右太もも裏を気にしていたが、状態は?

「レオは足をつっていた症状だと思う。チームのために本当によくやってくれた。試合前に話したことだが『試合では一人ひとりが強みを出そう』とメッセージを込めて話した。レオもチームのためにプレーしてくれて、たくさんのチャンスが生まれた。最後は足をつってしまったが、久しぶりに90分出たので無理もないかなと思う。でも彼はメンタル的にも強いし、チームのために素晴らしいパフォーマンスをみせてくれる選手のひとりだ」

 

 

DF 27 松原 健

――あの位置にいるからこそのゴールだったと思う。振り返ってほしい

「前半からサイドで仕掛けた時のマイナスのパスに対してスペースが空いていた。あのシュートの前にも2本くらい自分がシュートを打ったシーンがあって、そういうところをしっかり狙っていた。シュートは正直あまり狙っていなくて、相手に当たっていいコースに飛んで入ってくれてよかった」

 

 

 

――調子が良さそうに見えるが、自身の評価は?

「フィーリングはすごくいいと感じていて、テルとのコンビネーションも気持ち良かった。チームとしてはここ2試合不甲斐ない状態だったけど、気持ちが切り替わっていた。それが試合に出たと思う」

 

――ロペス選手が6試合出場停止になった。どのように消化している?

「彼がしてしまったことは反省すべきことだけど、チームとして離れることはない。ロペスの分も、ほかの試合に出られない選手の分も、試合に出る選手は責任を持ってチーム一丸となってやれていると思う」

 

 

――個々の強みが出ていたと思う。どのような意識で臨んだ?

 

ヨコエク

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