マリノスのユニフォームに袖を通して6シーズン目。 進化し続ける背番号27が、トリコロールを引っ張る
マリノスのユニフォームに袖を通して6シーズン目を迎える。
もうすぐ29歳の誕生日を迎える松原健は、落ち着いた口調とともにチーム全体を見渡した。
「加入6年目を迎えて、30歳目前になって、考え方は自然と変わってきます。20代半ばくらいまでは自分のことを第一に考えていて、良いパフォーマンスを出すことがチームのためになると思っていました。でも今は、自分のパフォーマンスにプラスして周りのことも考えなければいけない立場。それができなければ成長はないと思っています」
ポジションこそ比較的目立たない右サイドバックだが、立ち位置や存在感は間違いなく中軸のひとり。味わってきた苦楽は未来への糧として、たくさんの経験を今のチームに還元しなければいけない。
オフには、ともに戦ってきた仲間たちがマリノスを去った。特に「公私ともにめちゃくちゃお世話になった」と明かす扇原貴宏の存在は大きかったという。試合に出られない状況になれば前向きな励ましの言葉をかけられ、移籍話が持ち上がった際には相談に乗ってもらった。
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