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白井康介、激しい競争のさなかにもサポーターの激励に奮起し、いざヴェルディ戦へ。「サポーターの顔を見て絶対に負けられないっていう想いは強くなった」【2024 J1第8節vs.東京ヴェルディ(AWAY) Preview】

 

撮影:後藤勝

 右サイドバックとして一気に序列を上げてきた白井康介。中村帆高が離脱中とあって、J1第8節東京ヴェルディ戦も長友佑都との競争になっているが、モビリティの高さが強さの基盤となっている現在のFC東京にあって、スタートからであろうが途中出場であろうが、白井の脚力が大きくものを言うだろうことは間違いない。

◆安斎颯馬とずっと相部屋

 第7節鹿島アントラーズ戦ではスプリント回数が26回でチームトップ。総走行距離こそ1位は小泉慶に譲っているが、いかに“現場”に急行した機会が多かったかを、この数字は物語っている。そしてそのひとつには、後半アディショナルタイムに入ろうかという時間帯に、鹿島の15番藤井智也と2番安西幸輝を食い止めたあの場面も含まれている。

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