青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン

継続とトライと、両面が見えたピーター クラモフスキー監督の采配【2023 J1第23節 FC東京vs.京都 本音Column】

 

勢いを感じるジャジャ シルバ。Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


 それでは8月12日におこなわれたJ1第23節京都サンガF.C.戦を本音コラムで振り返っていきましょう。
 
 強度高くプレーして戦う姿勢を示す、そうした根本を呼び覚ますところからチームづくりを始めたピーター クラモフスキー監督。守備から少しずつ約束事を積み重ねていきつつも、初期状態でぶつかったロアッソ熊本にはこてんぱんにされ、どうなることかと思いきやセレッソ大阪戦ではしっかりとファイティングポーズをとり直して勝利を収めることが出来ました。
 
◆ご褒美のようなトップ下起用で、ご褒美のような1ゴール1アシスト
 

よくなかった点のの自覚も含めて頼もしい野澤大志ブランドン。Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


 このセレッソ戦でJ1デビューとなった野澤大志ブランドンですが、既にいわてグルージャ盛岡への育成型期限付き移籍でJ3とJ2での公式戦を経験、東京に戻ってきてからもルヴァンカップと天皇杯で守護神となっていましたので、特に“デビュー感”はなかったですね。セレッソ戦後、ヤクブ スウォビィクが全体練習に戻ってきましたが、入れ替える理由はなく、野澤がそのまま京都戦でも当然のようにゴールを守りました。
 

(残り 3145文字/全文: 3860文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ