青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン

内容の整備は次週以降に持ち越しと念じて帰途につくべき試合【2023 J1第22節 C大阪vs.FC東京 本音Column】

 

ピーター クラモフスキー監督体制となってからリーグ戦全試合で先発を継続中の俵積田晃太。この日は78分間出場。Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


 それでは8月2日天皇杯ラウンド16(4回戦)ロアッソ熊本戦から中三日、8月6日におこなわれたJ1第22節セレッソ大阪戦を本音コラムで振り返っていきましょう。
 
 まず前後の日程を確認していきます。セレッソはFC東京と同様、2日に天皇杯を戦っていました。相手は湘南ベルマーレ。延長戦でも決着つかず1-1の引き分け、PK方式にもつれ込んでの大会からの敗退決定とあって、心身ともに疲れが出ていたとは思います。ただし会場はヨドコウ桜スタジアム。移動がないということでの有利は多少なりともあったか? 一方、東京は一度熊本から飛行機で戻り、小平で調整してから再び大阪に向かうという強行軍。東京はセレッソ戦のあとは二日間のオフが入る予定で「これが終わったら休めるから、大阪で全部出し尽くしてくれ……」というシチュエーションでした。結果、勝っての帰京となり、気分よく休日を過ごせたのではないでしょうか。
 
◆交代枠は多く残っているが、交代回数はあと1回
 

J1デビューを果たした渡邉りょう。


 さて、この日はセレッソにとっても新鮮なトピックスがあった日でした。渡邉りょうのJ1デビューです。私もこの試合のほんのちょっと前にJ3からJ2、J2からJ1へとステップアップしていく個人昇格組の記事をフットボリスタのWeb版に書いて、そこで渡邉のことを扱ったばかりでしたので、あっという間のセレッソ移籍決定、あっという間のJ1デビュー戦しかも対東京、という進展の速さに驚くばかりでした。
 

(残り 2713文字/全文: 3587文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ