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主導権を握れず、いいところを出せないままの敗戦。その要因は【2023 天皇杯ラウンド16(4回戦) FC東京vs.熊本 本音Column】

 

ゴール裏に向かった選手たち。Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


 またまた本音コラムが滞ってしまいましたが、ここから連続して3試合分を更新していきたいと思います。まずは8月2日に開催された天皇杯ラウンド16(4回戦)のロアッソ熊本戦から。
 
 まず、この試合前後の日程を確認していきましょう。熊本にとっては天皇杯FC東京戦が、7月29日の第28節V・ファーレン長崎戦と8月6日の第29節水戸ホーリーホック戦、2試合のJ2リーグ戦に挟まれた3連戦の2戦目に当たる試合でした。J2の2試合はともにアウェイですが、長崎は距離が近いので移動のストレスはほとんどなかったはずです。しかも中三日。次の水戸戦までも中三日ですから、連戦とはいえ、躊躇することなく主力を注ぎ込めるシチュエーションでした。もっとも、大木武監督は連戦であろうがなかろうが、常にベストメンバーで戦うという志向の持ち主でしたから、全力を出すという以外の選択肢はなかったと思いますが……。
 
◆熊本行きの飛行機が欠航
 

白井康介が速さを活かして戻る場面も。

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