鈴木準弥がクロスでアシスト! 決めたのは野澤零温!! 特訓をつづけた雑草コンビが意地の一撃~準弥篇「零温も決めたかっただろうし、俺もアシストでもゴールでもなんとか結果を残したかった」【練習試合レポート】
3月19日の練習試合順天堂大学戦で、前半にFC東京が挙げた追加点は鈴木準弥が右サイド奥深くからマイナス方向に戻すように上げたクロスを野澤零温がダイレクトボレーで決めたものだった。最近はヨドコウでのルヴァンカップが終わって以降、あの場でそれぞれ悔しい想いをしたこのコンビで特訓を重ねていたという、出場機会に恵まれないふたりによる意地の一撃。準弥と零温が結果を残したことで、3月26日のルヴァンカップに向けて猛烈にアピールした。
◆悔しいふたり
野澤は出場機会が少なく、そのわずかな時間に訪れたチャンスをモノに出来なかった。そして、鈴木はそもそも出場機会が与えられておらず、これだけチームに波がありシステムの試行錯誤を繰り返すような状況でも、ルヴァンですら試合に出られなかった。リーグ戦でメンバーに入れない週末がつづく悔しさを、鈴木は一気にこう語った。
「もう、めちゃくちゃ悔しいし、落ち込んだり、毎日その繰り返しというか。今日頑張ろうと思って練習場に来て、練習をして、週末メンバーに入れなくて。落ち込んで悔しくて、また頑張ろうと、本当にその繰り返しなので。でも去年の一時期よりは振り切って出来ているというのはありますね。もう、やれることをやるしかない。
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