トップ練習試合vs.ザスパクサツ群馬~プレミアEAST第3節vs.横浜F・マリノスユース~ルヴァンカップ初招集【ユース定点観測】

野澤零温、小川諒也と。©F.C.TOKYO
コロナ禍による変則的な2020シーズンが終わり、2021年に入ってFC東京U-23のないなかでの“育成の前倒し”、あるいは“トップとアカデミーの連結”がどうなっているのか、次第にわかってきました。その視点で、ある程度間隔を置いて今後FC東京U-18 について触れていこうと思います。
◆U-18とトップチームとの行き来
2020シーズンは主に、ACLからトップチームが帰国したあと隔離期間に入りJ1に出場しないケースに備えてU-18の選手が大量に登録されたわけですが、結局彼らの出番はありませんでした。
そして今シーズンは沖縄キャンプに帯同していた選手プラス、のちに“追加戦士”となった森田翔の4人が2種登録されています。練習試合には2種登録の選手も、2種登録をしていないU-18の選手も出場します。ここで一定数がトップの雰囲気を味わえる。そして、連戦期間中にルヴァンカップが組み込まれる今シーズンは、カップ戦のチームが一昨年までのFC東京U-23に代わるほぼセカンドチーム化しています。J1級の選手が多く含まれるので純粋なセカンドチームとは言えませんが、長谷川健太監督も、選手たちも、度々リーグ戦のメンバーを“トップチーム”と呼んでいますので、1.5軍という認識で間違いないでしょう。

ディエゴ オリヴェイラと。©F.C.TOKYO
あらためて分けると、現在の東京トップとU-18の階層は
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