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ディエゴオリヴェイラ、72日ぶりの実戦復帰に感無量。ルヴァン決勝に臨む仲間に対し、リハビリのためブラジルに帰っていた9番に出来たこととは……【2月7日練習試合】

 

©F.C.TOKYO

 昨年11月27日のACL上海申花戦で負傷。右足腓骨骨挫傷と右足首関節靭帯損傷によって離脱していたディエゴ オリヴェイラが、2月7日の練習試合京都サンガF.C.戦で72日ぶりとなる対外試合を経験した。
 45分×2本を2セットの4本勝負で、1試合目の試合開始から約60分間プレーした。ゴール前やその近くといった深いエリアまでは運べなかったものの、サイドでドリブルを試みボールを運ぼうとする姿は、我々が見慣れたあの光景を彷彿とさせるものだった。

 ブラジル籍選手の合流は、チームが国頭から糸満に移ってきた1月31日。他クラブよりも始動が遅く全体的にコンディションが上がっていないなかで特にブラジル人たちはまだ気持ちに身体がついてこず、重さすら感じられる状態。ミスになったり、相手に奪われたりする場面が目立った。それでも自分がなすべきプレーをしようと試みる姿勢は感じられた。

 ディエゴは「いちばんよかったのは痛みが出なかったこと。身体がついてこない、試合勘が離れているが(そこを取り戻すうえで)収穫があった」と、安堵していた。

◆「非常に悔しい想いをしていました」

2本目の15分頃まで出場した。(後藤撮影)

 リハビリ期間を振り返るディエゴの表情は健やかで落ち着いていた。

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