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小泉慶、周囲を2倍も3倍も活かす協調の哲学。「みんながひとつになればもっともっといいパワーが発揮出来る」「仲間を助ける選手はいい選手」【2023 J1第2節「柏vs.FC東京」前最新語録】

 

撮影:後藤勝


 多くのクラブを渡り歩き、ついにFC東京へとたどり着いた小泉慶。彼がどのような選手なのかは、開幕の浦和レッズ戦で広く東京ファンにも明らかになった。まだ加入して2カ月なのに、いかにも東京らしい、泥臭くひたむきで献身的な姿勢。そして球際の強さ。まだ公式戦では1勝に貢献しただけだが、背番号37は既に“東京の漢(おとこ)”になっている。
 その小泉が古巣のひとつである柏レイソルとの対戦前に囲み取材に応じた。ここでは私(後藤)が質問した範囲を一問一答の形式で掲載したのち、開幕戦を経て浮かび上がってきた彼のプレーヤー像をお届けする。
 
◆小泉慶のコメント
 

撮影:後藤勝


──開幕戦で初めて小泉選手を観たファンはあのくらいの実力を発揮出来ることに驚いているようだったが、反響をどう受け止めるか。
 
 あまり、その……SNSとかメディアをあまり見ないので正直よくわからないところがありますけど、でも一喜一憂しないということを昔から大事に思っていて。もちろん勝負の世界なので勝つときもあれば負けるときもあるし、自分のパフォーマンスがいいときもあれば悪いときもありますけど、やっぱりいいパフォーマンスを出すには、勝っても負けても一喜一憂しないというのが大事だと思うので、キャンプでやってきたこともそうですし、この間の開幕戦もそうですし、次の試合も変わらずやれればいいと思います。
 

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