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【新東京書簡】第八十九信『城福ヴェルディの可能性』後藤(22/9/12)

 

2016シーズン、FC東京の監督に就任したときの城福浩氏。撮影:後藤勝


『城福ヴェルディの可能性』
 
◆熊本との対戦は……
 
 城福浩監督が就任して長島裕明コーチが残留。とだけ書くとFC東京色が強い感じもするけれど、小倉勉ヘッドコーチも城福監督と同時に加わったから、中枢部分はどちらかというとJFA系列ということになるのかな。オフに長島コーチが入ってきたことと、シーズン途中で城福監督と小倉ヘッドコーチが入ってきたことは別のストーリーという感じだね。城福さんは以前二度シーズン途中で解任されているから、そのときとは逆の立場でどれだけの仕事をしてくれるのか興味が湧く。
 
 アカデミーでボールを動かしボールを愛するサッカーを通じて育ってきた選手がトップでも活躍するクラブだから、思想的には城福監督と相性がいい。青赤軍団では実現出来なかった「ムービングフットボール」または「アクションフットボール」を完成させられるのか否か。いまの段階でもボールの動かし方は魅力的だから、より時間が経ってきたときにどうなるか気になるね。
 
 といったところで迎えたJ2第33節は大木武監督率いるロアッソ熊本との対戦だった。スコアこそ1-0だったけれど、内容的にはヴェルディがだいぶ圧されていた。大木監督は3シーズン目、城福監督は指揮を執り始めてから3カ月弱だからそもそも熟成度に差があって致し方ないと言えるけれど、ヴェルディがやりたい試合は出来ていなかったように思う。
 

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