青赤者のいないワールドカップ。これまでと異なる感覚で見つめる高い峰【J3第14節Preview】
この記事を更新してから1時間後、2018 FIFAワールドカップ ロシアが開幕する。
開幕する、というだけで気分が高揚してしまう。19日に初戦を迎える日本代表に、FC東京に所属する選手の名前がなくともだ。
2006に土肥洋一と茂庭照幸、2010に長友佑都と今野泰幸、2014に森重真人と権田修一、各大会にふたりの選手を送り込み、それらがおなじみの光景になっていただけに、観る側としても“不在”を受け容れるのはかんたんではない。
しかし考えてみれば、2002年までは東京の選手がいないことが当たり前だった。そして16年前と異なるのは、長友と武藤嘉紀を東京出身の選手として応援しようと思えばできるところだ。
現在の東京はそこを経由して欧州に移籍する日本代表級の選手が在籍し、彼らが抜けたあとも日本代表級の選手が在籍するという位置づけになっている。そして東京は二度ACLに出場し、ラウンド16に進んでいる。今シーズンのJ1では2位につけている。たとえA代表に東京の選手が選出されていなかろうと、
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