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互いに攻撃的なルヴァン初戦は悔しい完封負け【ルヴァンGS第1節】

○マッチレポート~アグレッシヴな姿勢実らず
3月7日、FC東京はニッパツ三ツ沢球技場で横浜F・マリノスを相手にJリーグYBCルヴァンカップ グループステージ(Aグループ) 第1節に臨み、1-0で敗れた。開始早々、左を上がった内田宅哉が強烈なシュート。これはクロスバーに阻まれてしまうが、こぼれを右から橋本拳人がまたもシュート、先制を狙うものの決まらない。すると4分、横浜は左からのミドルシュートを林彰洋が弾いたそのこぼれ球にイッペイ シノズカが反応、右足で押し込んで先制した。この、互いにあった最初のチャンスをどちらが決めたかという結果が最後まで響き、スコアは動かず終了。東京はゴールキーパー林以外のフィールドプレーヤー全員を直近のJ1第2節と替えたフレッシュなメンバーで、終始、攻守に積極的なプレーを貫いたが、得点を挙げることができず悔しい敗戦となった。冒頭の決定機について「ああいうチャンスを決めきらないといけない」と改善を誓った内田を含め、あらためて精度の向上が課題として突きつけられた一戦だった。

○戦評~目立つミス、決まらないフィニッシュ。折れなかった士気と相反する精度。吉本一謙、原大智、久保建英の談話から
カップ戦初戦の東京は一時期のFC東京U-23にあった、激しい上下動を伴い、相手の最終ラインに対して仕掛けつづけるアグレッシヴなプレーを貫いた。序盤の失点。昨年のチームであれば折れてしまうところだが、この日はちがった。以後、相手にゴールを許さず、しかも相手ゴールに迫りつづけた。最終ラインから大きな声を張り上げ、チームメイトを鼓舞していた吉本一謙は言う。
「守備に関しては自信があるメンバーだったと思います。しかし

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