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右サイドをえぐる男たち(1)大森晃太郎「サイドハーフの選手も点を獲れないといけない」【J1第3節直前】

中盤の得点力向上を課題に挙げた大森晃太郎。

「前節で言えば、ぼくが点を獲れていたらもう少し楽な試合になったのではないかな、と。やっていることと内容は非常にいいので、あとは最後の部分。先制点を獲れたら、もっと落ち着いてやれるのかなと思います」
3月3日のJ1第2節vs.ベガルタ仙台、前半39分。髙萩洋次郎のスルーパスに飛び出した大森晃太郎は1点ものの位置につけたが、シュートを高々と打ち上げてしまった。FC東京としてはこの試合を通じてもっとも仙台ゴールを打ち破る可能性の高い決定機だっただけに、大森も自身の責任を痛感しているようだ。得点力、決定力はチーム全体の長期的な問題ではあるが、少なくともvs.仙台戦に限定すれば、大森個人があのシュートを決めていれば目先の勝点を獲得することができたという想いが強いのだろう。
さらに言えば、決定機のかたちそのものはできているという自負もありそうだ。あのスペースへの飛び出しも練習のときから取り組んでいたことだと、大森は言う。
「連携は練習のなかでもできているし、

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